松下が 業を起こして 100周年2018年07月01日 19:45

田作が勤務した当時の松下電工株式会社は、現在は各種のグループ会社と大同結社し「パナソニック株式会社」になっています。

その創業者はお馴染みの松下幸之助創業者です。1918年大正7年に大阪で「松下電気器具製作所」を設立しました。それから100年、2018年の今年、創業100周年を迎え、もう卒業した田作にも、その報せと「記念品のパーカー」が贈られてきました。 もう卒業してから20年も経つというのに、嬉しいことです。

想えば、田作は父とは2歳で死別し、母や兄に伊勢の田舎の商業高校に行かせて貰い、18歳の時、先の大阪の松下電工(株)に入社し、以来60歳までの42年間を、同社で生かせていただきました。子孫9名が現在まで無事で元気に生活させてもらっているのも、やはり、松下幸之助社主のお蔭なのです。今でも感謝を忘れておりません。

入社式当日の幸之助会長(松下電工)が、こんな事を言いました。
昭和31年当時の松下電工本社の建屋は、木造平屋建のおんぼろで、屋根も歪んで波打つ状態の粗末なものでした。そのすぐ隣に我々新入寮生が入る鉄筋3階建ての「寮」が新築され、その屋上で入社式をやったのです。だから、平屋のおんぼろ本社が眼下に見えるのです。

幸之助会長は言いました。「この会社は社員を大事に思っている。特に親御さんが心配する遠くから入社してくれた新入生の皆が、元気に生活し成長していってくれる為に、本社より先に寮を建て直したんや..ガンバリや・・・」  これを聴いて奮い立たない若者がおりますか? それで、田作も一生懸命働いて、そして幸せな今日があるのです。 

働き方改革ではない・・・人を大切に思う事が、上に立つ人の条件なのです。 エヘン!

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