白馬のごまめ blog

運命の岐路に立つ参議院選挙が明日に迫りました。
原発がどんどん増設されて、放射能で人類以下生物が消えていくのか？　軍隊に徴兵されて、ばしばしビンタを喰らうのか？　後期高齢者にはもう徴兵はなかろうけどね...孫がかわいそう。

そんな時、あの著名な「月尾嘉男東大名誉教授」の講演があり、勇躍講義を聴きに行きました。　白馬では月尾先生の「白馬仰山塾」があり、３年ぶりの講義です。

今、世界に、日本に何が起こっており、これからどうすべきか？

いつもながらの名調子で、示唆にとみ、考えさせられる...ひと時でありました。　ひと時の感慨だけで済ませてはいけない..と、老骨に言い聞かせました。　さてどうする？　　まず明日の選挙にゴマメ(田作）の歯ぎしりを投じようと思いました。

月尾先生の講義は、今、私たちが当面する、世界の、日本の諸課題を
重要な事象から適格に順序建て、その対応を迫る貴重な提言の数々でした。そして今、特に日本国民は何をすべきか？　大変難しい選択をしなくてはならない重要な岐路にある事を、強調されていました。

一番心に残ったのは、「人は何を目標とするべきか？」..です。
あなたは？...お金ですか？　物ですか？

先生曰く、今、最も注目したい指標は、GNP等経済や、お金の指標ではなく、GNH（H=Happy) とも言うべき..国民一人一人がどれだけ「幸せ」を感じているか？　との指標であると。

写真のグラフを見てください。幸福惑星指標（HPI)とやらの、世界上位の国は、全て経済弱小国が占め、う～んと下位に日本、ドイツ、フランス、そしてアメリカは更に下位にあるのです。
　問題は黄色の「不幸」と感じている人が上位の国民には殆ど無く、下位の先進国の国民には、不幸を訴える国民が多いということです。

幸福とは物や金の有無ではなく、そう心に感じられる状態..なのです。
そう言えば、某ブータン？の王子様が日本を訪れて、それを言ってましたね...　　♪狭いいながらも楽しいわが家．．．♪　日本も幸福度を目指すべきですね。
田作一家もただ今とりあえずは、歌のとおりです。お蔭さまで。