白馬のごまめ blog

ところが、その音楽に悩まされています。
犯人は「バッハのマタイ受難曲」...。昨年の「ヘンデルのメサイア」に続いて、今年5月25日に公演される、難曲の「バッハマタイ受難曲」に、見境もなく合唱隊に応募してしまったのです。...しまったのです。
プロに近い合唱団でも、公演に至るまでに数年を掛ける...と脅かされながら、なんと、県民合唱団が、わずか半年の合唱練習で公演するというのです。...と、いう事情を練習に参加してから知りました。が～ん。
勿論、田作も初めての大曲、しまった～！と、思いましたが、後の祭り。

がっぽり会費も納めさせられ（補助金なしの自主公演？）、チケット販売10枚以上のノルマ、退団も許されず？　目下、日々地獄の苦しみを味わっているのです。　自業自得、将に「マタイ受難」以上の「田作受難」を...、これも運命と試練に耐えている今日この頃です。

どうなることでしょう？　我ながら見届けてみたいと思います？。どこかに、ボケ防止の甘い願望もあったのかもしれません。...が、とてもボケてはおられません。

写真の楽譜を見てください。２ｃｍはあろうかという、分厚いドイツ語の楽譜本に、38曲もの難曲が、詰まっているのです。　朝昼晩、寝ては夢起きては現つ幻の...目下、田作の全身五感は、バッハに侵されており、
小屋は終日バッハが鳴り響いています。　バッハ漬...白馬の名産みたいです。
　試練はやがて快感となり、いつしか栄光を掴むもの...そんな戯言を聴いた事もありますが...はたしてどうか？　あと50日、果たしてどんな事になるのでしょうね。　結果に興味のある方は、是非５/２５、松本市のキッセイ文化ホールに、確かめに来てください。どうなるか責任はもてませんが...。